気象観測のために設置されている白い箱、百葉箱。
今回はそんな百葉箱について書いていきたいと思う。
◎百葉箱とは?
百葉箱とは気象観測をより正確に行うことができるように設置された白い箱だ。
気象観測は19世紀にはじまったが、屋外で行うため直射日光や雨や雪の影響があるため、なかなか正確に計測することが難しかった。
そこで誕生したのが百葉箱である。
百葉箱にはさまざまな基準が設けられている。
白いボディには太陽光を反射して、直射日光を反射する意味がある。
通気のよい木製にすることで、外気温および湿度をより正確に計測できる。
扉が観音開きであるため、観測時に直射日光が入らないようにするため、北半球では北向きに、南半球では南向きに設置されている。
百葉箱の設置場所は芝生や土などの地表が自然のものでなければならず、高さも1.25メートルから2メートル、日本の場合は1.5メートルで統一されていて、観測地による差をなくしているのだ。
これらのことで、誤差が少ない気象観測を行うことが可能になったのである。
◎百葉箱という名前
百葉箱の「百葉」は百の葉っぱと書くが、いったいなぜこんな名前になったのだろうか?
百葉だけで調べてみると、「牛や羊の胃袋」という意味である。
牛や羊の胃袋は、ホルモンのように複雑な壁をしているが、これが百葉箱の木を組んだ内側に似ていることからこの名前になったのだ。
ちなみに、百葉箱は英語では「スクリーン」と呼ばれ、こちらは「網戸」という意味である。
◎百葉箱の中身
百葉箱は気象観測のためのものであるため、いろいろな計器などが入っている。
今回はそんななかから代表的なものをいくつか紹介したい。
・温度計
・湿度計
・記録紙
・時計
☆まとめ
気象観測のために設置されている白い箱、百葉箱( ・ω・)ノ
百葉箱は正しい気象観測をするために生まれた箱で、正確な計測のためにさまざまな基準が設けられている(^ω^)
百葉箱の「百葉」は、「牛や羊の胃袋」という意味で、百葉箱の内側に牛や羊の胃袋が似ていることからその名前がついた(^o^)/
そして、百葉箱には温度計や湿度計、記録紙、時計などが入れられているのだ(^3^)/
白い風通しのいい家をつくれば、百葉家だ(*´▽`)v
地面が自然でなければいけないから心配だ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v