透明の夏の和菓子、わらびもち。
今回はそんなわらびもちについて書いていきたいと思う。
◎わらびもちとは?
わらびもちは、夏の和菓子であり、一部の地域では石焼き芋のように移動販売がされている。
市販されているわらびもちはおもに片栗粉からできていて、冷蔵庫で冷やしても硬くならないように加工されているのだ。
◎わらびもちの「わらび」って?
わらびもちのわらびは山菜のわらびだ。
わらびもちはもともとは、わらびの根から取るでんぷんを粉にしたわらび粉というものを使っていて、わらび粉で作ったものは現在の透明なものとは違い、グレーのものだったのだ。
今でも「本わらびもち」としてわらび粉を使ってわらびもちを作っていることもあるが、今ではほとんどのわらびもちは片栗粉などの違うでんぷんで作られていることが多い。
では、なぜわらびもちはわらび粉から作られなくなってしまったのだろうか?
実はこのわらび粉、かなり高価なものなのだ。
そもそもわらび粉はわらびの根から出るでんぷんの粉であるが、わらび10キロからわずか70グラムくらいしか採取することができない。
わらび粉さ100グラムで1500円ほどするため、大量生産にはコストがかかりすぎるので片栗粉などで作るようになったのである。
◎わらびもちの作りかた
わらびもちは実は家庭にあるものでも作ることができる。
わらびもちに必要な材料は以下のとおりだ。
・片栗粉
・水
・砂糖
・きなこ
・黒蜜
比率は片栗粉2、砂糖1、水が10でやるとちょうどいい。
まず、片栗粉、砂糖、水を分離がなくなるまでしっかり混ぜる。
混ざったらそれを弱火にかけてヘラで絶えず混ぜて固まって透明になるまでそれを続ける。
固まってきたら火を止めて、火を止めたあとも少しのあいだ混ぜ続ける。
これをやらないと完全に固まってしまい成形できなくなるので注意。
柔らかいうちに一口大に丸めて氷水に落とす。
固まったら取り出して水気をよく切り、きなこと黒蜜をかけたら完成。
☆まとめ
透明な夏の和菓子、わらびもち(^o^)/
わらびもちは片栗粉からできていることが多く、地域によっては石焼き芋のように移動販売もされている(^ω^)
わらびもちのわらびは山菜の「わらび」のことで、もともとはわらびの根から取れるでんぷんの粉のわらび粉が使われていたが、わらび粉が高価であることから現在は片栗粉などで大量生産されていることが多い( ・ω・)ノ
そして、わらびもちは手作りすることができて、片栗粉、水、砂糖があれば透明なわらびもちが作れるのだ(^3^)/
わらび粉は高いのか、そしたらわらび栽培はじめてみようかなぁ…
わらび100キロで10500円…コスパ悪い 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v