ホットケーキなどにかける甘いシロップ、メープルシロップ。
今回はそんなメープルシロップについて書いていきたいと思う。
◎メープルシロップとは?
メープルシロップは、カエデの木の樹液を濃縮した甘い調味料だ。
カエデの樹液を濃縮するときは、何も入れずにそれを煮詰めて作るので100%天然素材でできている。
メープルシロップはカエデの種類や時期によって色が変わり、色が濃いほうが風味が強い。
色はもっとも薄いのがゴールデン(エキストラライト、ライト、ミディアム)で、アンバー、ダーク、ベリーダークと4段階で濃さが変わるのである。
◎メープルシロップの国、カナダ
カナダの国旗を見ると中央に葉っぱがあるが、これはカエデの葉っぱだ。
そもそもカエデの木はほとんどがカナダにあり、世界の8割を占めている。
もちろん、メープルシロップも8割がカナダでできていて、メープルシロップの基準もカナダが定めている。
メープルシロップの基準は、発酵していないもの、色が均一であること、沈殿物がないこと、にごりやくもりがないこと、色に適合した風味があること、不快な臭いや不快な味がないこと、樹液を煮詰める以外の方法で作られていないことというのが決まっていて、1つでも達成できないものは「メープルシロップ」として認められないのだ。
そのため、メープルシロップは安心、安全な食べ物なのである。
◎メープルシロップとはちみつの違い
メープルシロップとはちみつは見た目、素材、使用用途もほぼ同じである。
メープルシロップよりもはちみつのほうがカロリーが高い以外は、栄養面でもそれほど差はない。
そんなメープルシロップとはちみつであるが、決定的な違いが2つある。
1つ目は保存方法だ。
メープルシロップは開封したあと常温で保存するとカビが生える。
そのため、メープルシロップは冷蔵庫、もしくは冷凍庫で保管しなければいけない。
冷凍庫に入れても完全に凍ることはないため、長期間保管する場合は冷凍庫に入れるほうがいいのだ。
はちみつは冷蔵庫や冷凍庫に入れるとすぐに結晶ができてしまうので常温で保管する。
はちみつははちみつそのものに殺菌作用があるため、ずっと常温に置いていても傷まないのだ。
2つ目は乳幼児に与えてよいかだ。
メープルシロップは与えてもまったく問題ないが、はちみつを1歳未満の乳幼児に与えると腸内にボツリヌス菌という菌が繁殖してさまざまな問題を引き起こしてしまうのである。
☆まとめ
ホットケーキなどにかける甘いシロップ、メープルシロップ( ^ω^ )
メープルシロップは、カエデの木の樹液を煮詰めたもので、色が4段階あり濃くなるにつれて風味が増える(^o^)/
メープルシロップの8割はカナダで作られていて、それが「メープルシロップ」であるための条件が厳しくこまかく決まっている(*^^*ゞ
そして、メープルシロップとはちみつの違いは、保存法と乳幼児に与えることができないということだ(^3^)/
しまった!!メープルシロップとはちみつ間違えちゃった…
大丈夫きっと大丈夫 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v