代表的なメロンの品種、アンデスメロン。
今回はそんなアンデスメロンについて書いていきたいと思う。
◎アンデスメロンとは?
アンデスメロンとは皮に網目があるネット系メロンで、中身は黄緑色だ。
アンデスメロンはほとんどが畑ではなくビニールハウスで栽培されているため、一年中食べることができる。
マスクメロンなどと比べると小ぶりであるが、果肉がしまっていて人気が高いメロンだ。
◎アンデスメロンの開発
アンデスメロンは日本の植物の種や苗、球根などを作るメーカーの「サカタのタネ」が開発した品種だ。
もともとメロンは高級フルーツであったが、それはビニールハウスなどの「温室栽培」をするのと、1つのつるに1つの実しかつけないのに支柱などの資材を大量に必要とするコストが高いものだからだ。
それを改善するためにサカタのタネは、まずメロンを1つのつるに2つの実をつける「プリンス」という品種を作った。
さらに改良を重ねて支柱がなくても土の上でも栽培できるようになり、さらにマスクメロンのようなネット系のメロンへと改良していった。
それが1977年に誕生した「アンデスメロン」である。
最近ではプランターで作れるネット系メロン、「ころたん」も誕生して、メロンは高級フルーツから身近なものへと変わっているのである。
◎アンデスメロンの「アンデス」
アンデスメロンのアンデスは、南米のアンデス地方を連想させるが、アンデス地方にはなんのルーツもない。
アンデスメロンは完全に日本で生まれた品種であり、「アンデス」は「安心です」という意味だ。
そもそも、アンデスメロンはもともと「アンシンデスメロン」と名づけられる予定だったが、品種名として長すぎることと、当時高級フルーツだったメロンのイメージに合わないことからアンデスメロンになったのだ。
安心ですの由来は、安心して栽培できる品種の強さと、安心して販売できるコスパの良さと、安心して食べることができる味や香りの良さの3つの安心からきている。
また、メロンを食べるときは芯の部分、つまり種の部分を取り除いてから食べるため、アンシンデスから「芯」を除いてアンデスとなったという話もあるのだ。
☆まとめ
代表的なメロンの品種、アンデスメロン(^ω^)
アンデスメロンは皮に網目があるネット系メロンで、中身は黄緑色の果肉であり、多くはビニールハウスなどの温室で栽培されている( ´∀`)
アンデスメロンを開発したのは、「サカタのタネ」というメーカーで、高級フルーツであるメロンを身近なものへという考えで生まれたものだ(^o^)/
そして、アンデスメロンの「アンデス」は南米のアンデス地方ではなく、「安心です」という意味で、栽培、販売、食べることの3つの安心からその名前になったのである(^3^)/
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みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v