世界の時間と地球の自転との差を埋めるために追加もしくは削除される時間、うるう秒。
今回はそんなうるう秒について書いていきたいと思う。
◎うるう秒とは?
うるう秒とは世界の時間と地球の自転の時間との差を埋めるために追加、もしくは削除される時間のことだ。
基本的に追加、または削除される時間は1秒であり、1972年の7月1日にはじめて1秒が追加されてから20回以上うるう秒は実施されている。
歴代で発生したうるう秒はすべて1秒を追加するプラスのものであったが、今まで一度も起きていないが逆に1秒を削除するマイナスのうるう秒も存在する。
日本ではうるう秒の調整を行う場合1月1日、もしくは7月1日の8時59分に実施される。
方法としては8時59分59秒のあとに8時59分60秒を挿入して、次に9時00分00秒を入れる。
マイナスの場合は8時59分58秒の次に9時00分00秒にすればよい。
◎うるう秒と地球
うるう秒はなぜ発生するのかというと、「1日」の基準があるからである。
1日は「24時間」であるが、これには理由があり、地球の自転にかかる時間がおよそ24時間だからだ。
24時間で地球が回ることで世界のあらゆる場所で昼と夜が入れ替わり、それが世界の常識として全世界に浸透している。
ところが、自転の速度は常に一定ではなく、地球上の時間の経過と自転の速度にズレが発生することがある。
それが1日だけなら誤差の範囲だが、長期にわたってズレが発生すると調整が必要なのだ。
そこで設けられたのがうるう秒なのである。
◎うるう秒とコンピューター
うるう秒はたったの1秒の違いであるが、常時稼働しているサーバーなどでトラブルやバグが発生することがある。
現在はコンピューターのネットワークがますます発展していっているため、うるう秒が不要なのではないかという議論もある。
しかし、うるう秒はたったの1秒であるが、何千年先の未来で累積していくと、昼と夜が逆転するときもいつか来てしまうのだ。
他にもいろいろな理由があるが、当面のあいだはうるう秒は発生することになると考えられている。
☆まとめ
世界の時間と地球の自転との差を埋めるために追加もしくは削除される時間、うるう秒( ・ω・)ノ
うるう秒は世界の時間と地球の自転の時間との差を埋めるために追加もしくは削除される時間で、基本的に1秒が追加、もしくは削除される( ^ω^ )
うるう秒が発生するのは、1日が24時間で地球が自転するのもおよそ24時間であるためであり、地球の自転の回転速度にはムラがあるので調整が必要だからだ(^o^)/
そして、うるう秒はコンピューターなどにも影響を与えるが、うるう秒がなくなると何千年先には昼と夜が逆転してしまうのだ(^3^)/
こんな昼遅くまでどこ行ってたんだ、心配したぞ!!
うるう秒がなくなった未来の光景 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v