小学校の算数の授業で使う、三角定規。
今回はそんな三角定規について書いていきたいと思う。
◎三角定規とは?
三角定規は、算数の授業などで使われる2枚組の定規だ。
三角定規は、90度、60度、30度のものと、90度、45度、45度のものがセットになっている。
三角定規のなかでもっとも重要な角度は2枚に共通する90度の角で、明治時代に誕生したときはもともと直角を見るための道具だったのだ。
◎三角定規の穴
三角定規の中心には、丸や三角などの穴があいている。
実はこの穴はただのデザインではなく、重要な役割があるのだ。
そもそも三角定規は、線を引くための道具だ。
線を正確に引くために必要なのは、三角定規を固定することであるが、三角定規は小さく押さえる力加減が難しい。
そこで真ん中に穴を開けることにより紙と三角定規の間の空気が抜けて、密着できるのだ。
しかも、その穴により密着はするが摩擦は少なくなるので、横にスライドして線を伸ばす作業もスムーズにできるようになる。
ちなみに穴に丸型が多いのは、力が分散されて破損を防ぐためなのだ。
◎三角定規はなぜ2枚組?
三角定規は2枚あるから意味がある道具だ。
もともとは直角を見るための道具であったが、2枚の直角があることで組み合わせると簡単に垂直に線が引けるようになる。
また、90度以外の角同士を合わせてスライドして線を引けば平行線も引くことができるのだ。
ちなみに製図用のものは角度は2種類で決まっているが、大きさは10センチから40センチと幅広くあるので、目的にあったサイズを選ぶのが大事である。
☆まとめ
小学校の算数の授業で使う、三角定規(^ω^)
三角定規とは90度、60度、30度のものと、90度、45度、45度の2枚セットになっている定規だ( ´∀`)/
三角定規の穴は空気を抜いて密着させる、摩擦を減らしてスライドさせやすくするなどの重要な役割がある(^o^)/
そして、三角定規が2枚で1組なのは、2つを組み合わせることで垂直や平行などの製図を行うことができるからだ(^3^)/
三角定規の穴ふさいでやる~…
う~ん、うまくスライドしないな…地味な嫌がらせだ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v