世界で初めて世界遺産に登録された鉄道路線、センメリング鉄道。
今回はそんなセンメリング鉄道について書いていきたいと思う。
◎センメリング鉄道とは?
センメリング鉄道はオーストリアのセンメリング峠を走る鉄道だ。
路線の全長は42キロほどであるが、峠を走るため標高の高低差は460メートル、つまり東京タワーよりもあるのだ。
開業から150年以上もたつが今でも現役で特急列車や夜行列車、貨物列車などさまざまな車両が走っている。
◎センメリング鉄道はなぜできたの?
センメリング鉄道が開発されたのは1848年のことだ。
開通したのは1854年で、現在でも現役で鉄道が走っている。
センメリング鉄道は険しい峠に作られているが実はそれが画期的なことだったのだ。
開通当時はすでに鉄道を作る技術はあったが、アルプスの自然を切り開くこと、小回りが利かないため山の蛇行に機関車が耐えられないことなどさまざまな問題があった。
しかし、鉄道がなかった時代は馬車しか交通手段がなく、港から荷物を運ぶのには非常に苦労していた。
そのため、物資輸送の路線として6年もの年月を費やしてセンメリング鉄道が誕生したのである。
◎センメリング鉄道が世界遺産になった理由
センメリング鉄道は工事中に1000人以上も亡くなった難しい工事で生まれた鉄道だ。
しかし、開業から現在まで一度も大きな事故が起きていないのである。
そして、センメリング鉄道は1998年に世界遺産に登録されたのだ。
今回はセンメリング鉄道が世界遺産に登録されたいくつかの理由を紹介していきたい。
・高架橋
鉄製のものと石橋がある。
・トンネル
山を走る路線であるため、トンネルも数多くある。
・自然との調和
アルプス山脈の自然を壊さないように開発されていて、なおかつ事故が起きないような絶妙なバランスが取れている。
☆まとめ
世界で初めて世界遺産に登録された鉄道路線、センメリング鉄道(^ω^)
センメリング鉄道とはオーストリアのセンメリング峠を走る鉄道路線だ( *・ω・)ノ
センメリング鉄道が開発されたのは、港から荷物を運ぶのには当時は馬車しかなかったため、物資輸送のための路線としてである(^o^)/
そして、センメリング鉄道は高架橋、トンネル、自然との調和などが理由で世界遺産にも登録されているのだ(^3^)/
富士山を超える鉄道路線作ったら世界遺産になるかな?
いや、富士山自体が世界遺産 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v