板の上に乗っている半円形の練りもの、かまぼこ。
今回はそんなかまぼこについて書いていきたいと思う。
◎かまぼことは?
かまぼことは板に半円形にすり身を盛りつけて蒸したり焼いたりした魚の練りもの製品だ。
魚は地域によって種類は変わるがとても豊富で、イサキ、イトヨリダイ、エソ、スケソウダラ、グチ、ハモ、ムツなど有名なものだけでもこれだけいる。
かまぼこがお祝い事や縁起物として食べられているのは、昔は白身の魚はとても高価なものであり、実際に戦国時代では武将が最後の晩餐にかまぼこを食べたほど価値のあるものだったからだ。
◎かまぼこという名前
かまぼこという名前は、初期のかまぼこが植物の「蒲の穂(がまのほ)」に似ていたからだ。
蒲の穂は、川沿いや水辺などに生えるガマの穂のことで、茎にフランクフルトのようにモコモコした穂が刺さっているように見えるものだ。
そして、かまぼこも昔は竹串に刺して平べったい五平餅のような見た目をしていて、それが蒲の穂に似ているから蒲の穂が訛ってかまぼこになったのである。
◎かまぼこの板の理由
かまぼこが板に乗っている理由は大きく分けて3つある。
1つ目はかまぼこを作るときにヘラを使って半円形にするが、このときに土台がないとうまく成形できないからである。
2つ目は、輸送するときに柔らかいかまぼこが型崩れしないようにするためのクッションの役割だ。
そして3つ目は完成前に板がかまぼこの水分を吸い、完成後は乾いてきたら板からかまぼこが水分補給をするのだ。
つまりかまぼこは板まで含めてかまぼこなのである。
☆まとめ
板の上に乗っている半円形の練りもの、かまぼこ(^ω^)
かまぼことは板に半円形に魚のすり身を盛りつけて蒸したり焼いたりしたものだ( ´∀`)/
かまぼこという名前は、川沿いや水辺などに生える蒲の穂に初期のかまぼこが似ていたことから「がまのほ」が訛ってかまぼこになった(^o^)/
そして、かまぼこが板に乗っている理由は、3つもあり、板まで含めてかまぼこなのだ(^3^)/
あれ、この表札かまぼこの板じゃない?
いろんな意味で味がある 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v