追い詰められて逃げ場がない状況を表すことわざ、袋のねずみ。
今回はそんな袋のねずみについて書いていきたいと思う。
◎袋のねずみとは?
袋のねずみとは、追い詰められて逃げ出すことが非常に困難な状況のときに使われることわざだ。
警察に追い詰められた犯人や、ギャングや不良に囲まれた状況、ヒーローのピンチなどとにかく絶体絶命のピンチの場面で使われる。
袋のねずみが使われるのは、自らが追い詰められる原因を作った状況で逃げ場がなくなったというケースが多く、英語でもねずみのように罠にかかるという表現があるほど世界的に使われているのだ。
◎なぜ「袋のねずみ」?
袋のねずみは、袋にねずみが入って逃げられなくなっている状況からきている。
袋とは「米袋」のことで、まだ冷蔵庫などの保管設備もなかった昔は食料は米袋などに入れて蔵にしまっていた。
蔵にはねずみがいて、その袋に入り食料を食べてしまうが、食べているときは人が近づいても気がつかない。
そこで袋を閉じると、ねずみは逃げられなくなってしまうのだ。
それが、袋のねずみの語源である。
◎袋のねずみの例文
・犯人は警察の緊急配備により袋のねずみになった。
・部屋には窓もなく、ドアには外からカギがかけられている、袋のねずみだ。
・この先は行き止まりだから袋のねずみになってしまう。
・畑を荒らすイノシシたちが狭い場所へと追い込まれ、袋のねずみ状態で次々と捕獲された。
・歴史上の人物は袋のねずみになり生涯を終えた者が多い。
・ひとつのミスを全員に責められ、袋のねずみのようになった。
・袋のねずみだと思っていたが、足場になりそうなものを見つけてどうにか脱出することができた。
もう逃げられない(^_^;)
☆まとめ
追い詰められて逃げ場がない状況を表すことわざ、袋のねずみ(^ω^)
袋のねずみとは追い詰められて逃げ出すことが非常に困難である状況を表すことわざで、英語でも似た表現があるほどよく使われる\(^^)
なぜ袋のねずみなのかというと、昔食料を入れていた袋にねずみが入って食べているときに袋を閉じて捕まえると逃げられなくなるということならである(^o^)/
そして、袋のねずみが使われる場面のほとんどは、もう逃げられない絶体絶命のピンチの場面なのだ(^3^)/
陶芸をしているときにねずみが出た!!
よし、ねずみごと回してやれ…
ろくろのねずみ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v