役に立たないどころか、あるだけでじゃまになるものを意味することわざ、無用の長物。
今回はそんな無用の長物について書いていきたいと思う。
◎無用の長物とは?
無用の長物とは必要ないもの、むだなもの、役に立たないもの、あるとかえってじゃまになるものを表すことわざだ。
使い方としては買ったけどまったく使わずにスペースだけを圧迫しているものや、専門的な知識がないと使えないにもかかわらずなぜかあるものなどに使われるのだ。
◎無用の長物の「長物」
無用の長物の長物は「ちょうぶつ」と読む。
これは、仏教の出家するときの話が由来で、出家するときには18点の荷物を持つことが許されているが、それを超えるものを長物と呼んでいたからだ。
つまり長いは「超える」という意味で、修行僧は必要以上に物を所持すると欲望につながると考えられていたため持ち物を厳しく制限して必要ないものと説いていたのだ。
◎無用の長物の例文
・ダイエット用にいろいろな器具を買ったが、やせてしまったので無用の長物になった。
・このマシンにはいろいろな機能がついているが、ほとんど一般機能しか使わないので無用の長物である。
・分厚い百科事典が本棚にあるが、インターネットでなんでも調べられる今では無用の長物になってしまった。
・ノートパソコンは持ち歩けるため便利であるが、電池が切れると荷物になるだけの無用の長物になる。
まだ使えそうなものもある気がするけど(^_^;)
☆まとめ
役に立たないどころか、あるだけでじゃまになるものを意味することわざ、無用の長物(^ω^)
無用の長物とは必要ないもの、むだなもの、役に立たないもの、あるとかえってじゃまになるもののことを指す( ・ω・)ノ
長物とは、修行僧が出家するときに持つことを許されたもの以外のものが「必要ないもの」と考えられていて、それを「超えた」ものを「ちょうぶつ」と表現していた(^o^)/
そして、無用の長物にはさまざまなニュアンスがあるがそれが一時的でないものにもまだまだ使えそうなものもあるのだ(^3^)/
マネキンいっぱい買って家を満員にしてみようかな…
無用の長物で満員 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v