有名な漫画のタイトルみたいになってしまったけど人材には4つの種類がある。
そもそも「人材」とは会社などで働く人間の総称のイメージがあるがもともとの意味は「社会に貢献し、役立つ人」のことらしい。
今回は組織における人材にスポットライトを当てて4つの分類にカテゴリー分けをしていきたい。
1、人罪
人に罪と書いて「じんざい」。読んで字のごとく悪いことをする人だ。
いくら仕事ができても不祥事を起こしたり会社のお金を横領したりする人は結果的に存在することがマイナスになってしまう。
会社などで言うなら仕事以前の問題だっていう人がここに当たるが、人を選んでられない猫の手も借りたいような職場ではこういう人を雇ってしまうことも少なくない。
自分はコンビニで働いていた経験がありうちの店はそういうことはなかったが、棚卸し(3ヶ月に1回在庫の確認をする)で10万円以上の商品が減っているお店も珍しくなく、だいたい10万円以上の商品が消える店では、残念ながらスタッフが商品を盗ってしまっているケースがほとんどである。
このように、仕事はしっかりやっていても組織に不利益になってしまう人材を「人罪」と表記する。
2、人在
人が在ると書いて「じんざい」。読んで字のごとくただいるだけの人だ。
良くも悪くも何もしないし、ただ決められた時間は絶対にそこにいるっていうタイプだ。
このカテゴリーの人は基本的には自発的には何もしない、ただ言われたことを淡々とやり、決められた時間に来て決められた時間に帰る。
マイナスは生まないがプラスも生まない、あまりいい表現ではないが数合わせみたいな人材を「人在」と表記する。
3、人材
もっとも一般的な「じんざい」。
教わったことは自発的にやるし、良いと思ったことも積極的にやる。
また向上心もあるので新しい仕事はどんどん挑戦する。
それで給料が上がればモチベーションも上がりよく働く、給料と仕事能力が比例して上がっていくのが「人材」である。
4、人財
人が財産と書いて「じんざい」。読んで字のごとく財産となる人である。
具体的には1人で何人分もの働きをする人や、向上心だけではなく高いレベルに達したときにさらに極めようという追究心がある人、あるいは仕事の出来の良さは関係なくそこにいてくれるだけで周りにいい影響を与えてくれる人などがこのカテゴリーになる。
プラスをもっとプラスにする、あるいはゼロをプラスに、マイナスをプラスに変えてくれるのが「人財」なのかもしれない。
☆まとめ
人材には4つの分類がある( ・ω・)ノ
人罪、人在、人材、人財、あなたはどのカテゴリー?
また、チームを作る人、会社の人事部の人、組織のリーダーの人などは今本当に必要な「じんざい」はどんな「じんざい」だろう?
ただ不思議なもので「人財」がある日突然「人罪」になるかもしれないし人がいなすぎて仕方なく採用した「人罪」候補が数年後「人財」になりなくてはならない存在になることがある( *・ω・)ノ
つまり組織に入る前にどの「じんざい」になるかはまだ決まっていないわけで…そう、「じんざい」はもともとの素材や能力よりもいかに育成するかが実は重要ってことだ(^ω^)
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v