洗わなくてもいい米、無洗米。
今回はそんな無洗米について書いていきたいと思う。
◎無洗米とは?
無洗米とは、とぎ洗いをしなくても水を加えるだけで炊くことができる米だ。
無洗米のメリットとしてはとぎ汁が出ないこと、手間や時間を減らし、節水につながること、味のムラが少ないなどがある。
現在の無洗米には基準があり、製造時に異物を添加しない、味を落とさない、環境への負荷の軽減、産業廃棄物を出さないの4つで、すべてクリアしたものが市場に出ているのだ。
◎なぜ米をとぐの?
現在の無洗米でない米を力強くといでいる人は少ないがそれが正解だ。
そもそも無洗米でない米でも精米技術は進んでいるため、軽く洗うだけでよいのだ。
では、なぜ米をとぐのかというと、実は無洗米以外の米には「ぬか」が残っているからだ。
ぬかは体にいい栄養を含んでいるが、味はあまりおいしくはなく独特の臭みがある。
そのため、ぬかを洗い流さないとぬか臭いごはんが炊けてしまうのだ。
つまり、米を洗うのは実は衛生的な話ではなくおいしいごはんを食べるために必要な工程なのである。
◎精米の手順
米はもみをはずすとぬかにおおわれたものが出てくる。
これが玄米だ。
その玄米からぬかを削り落とす。
それが胚芽米だ。
胚芽とは普通の米の削れている部分についていた黄色い芽である。
なお通常の精米ではぬかと胚芽は同時に取り除かれる場合が多い。
そして、ぬかと胚芽を取り除いたものが一般的な白米だ。
しかし、この白米でもまだぬかがうっすら残っている。
それは「肌ぬか」と呼ばれるもので、普通に精米しただけでは残ってしまうものなのだ。
そして、その肌ぬかを取り除いたものが無洗米なのだ。
☆まとめ
洗わなくてもいい米、無洗米(^ω^)
無洗米は洗わなくても水を加えるだけで炊くことができる米で、さまざまなメリットがあり精米にも4つの基準がある( *・ω・)ノ
米をとぐのは無洗米でない米にはぬかが残っているからで、このぬかがおいしくなく臭みがあるため、おいしいごはんを炊くために必要な工程であるからだ(^o^)/
そして、米はもみから出たのが玄米で、ぬかだけ取ったら胚芽米、ぬかと胚芽を取ったら白米、肌ぬかを取ったら無洗米と精米の度合いによって変化するのだ(^3^)/
無洗米不安だな~、しっかり洗おう!
悲しいとき~、無洗米を真剣に洗ってる人を見たとき~ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v