急激な沸騰を防ぐために入れる白い小さな石、沸騰石。
今回はそんな沸騰石について書いていきたいと思う。
◎沸騰石とは?
沸騰石とは、急な沸騰を防ぐために入れる白い小さな石だ。
沸騰石には小さな穴があり、そこにある気泡に気泡を結びつけることで石が核になるため、ふきこぼれるのを防いでくれる。
沸騰石はおもに陶器やガラスと同じ材料で作られているが、一度急な沸騰を防いだものは穴に気泡を吸収してしまっているため核にはならず、たとえ乾燥させたとしても機能が失われてしまうため、使い捨てにしなければならない。
◎なぜ沸騰石を入れるの?
沸騰石はおもに理科の実験で入れることが多い。
これは、突然液体が沸騰するのを防ぐためであるが、高温の液体が飛び出してやけどをしたり、沸騰による器具の破損を防ぐために重要だ。
突然沸騰することを「突沸」というが、この突沸には原因がある。
液体を熱すると気泡が発生してそれが核となるが、泡が核にならない場合沸点を超えても沸騰せずに加熱することがある。
このときに何らかの刺激を受けて核ができると激しく気泡ができて突沸が起きてしまうのだ。
沸騰石はあらかじめ核となるものを入れておき、ゆるやかな沸騰をさせるために必要なのだ。
◎沸騰石の代わり
沸騰石は販売されているものは理科の実験用のものが多く、1個5000円くらいで売られている。
沸騰石は小さな穴があいているが、気泡を結びつけるためには穴があいた小さなものであれば代用ができるのだ。
極端な話つまようじや割りばしですら沸騰石の代わりになる。
つまり、わざわざ沸騰石を買わなくても突沸を防ぐ方法はあるのだ。
☆まとめ
急激な沸騰を防ぐために入れる白い小さな石、沸騰石(^ω^)
沸騰石は急な沸騰を防ぐために入れる白い小さな石で、必ず使い捨てで使う( *・ω・)ノ
沸騰石を入れる理由は、突沸によるやけどや器具の破損を防ぐためだ(^o^)/
そして、沸騰石は買わなくても小さな穴があいたものであれば代用ができるのだ(^3^)/
いらない茶碗を砕いて沸騰石にしてメルカリで売ろう!
売れないなぁ…笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v