酢は酢でも真っ黒の酢、黒酢。
今回はそんな黒酢について書いていきたいと思う。
◎黒酢はなんで黒いの?
一般的な穀物酢などは黄色く透き通っているが、黒酢はかなり黒い。
大まかな材料や作り方は同じであるが、熟成期間や材料の微妙な違いにより色が変わっている。
材料で黒米を使っているわけではないので、もともと黒いわけではないが、アミノ酸が発酵の工程で化学反応が起きるのだ。
わかりやすくいうと醤油と同じである。
醤油は、もともと黒いわけではない普通の大豆を使っているが、発酵によりあの色へと変化しているからだ。
◎黒酢と米酢の違い~工程編~
一般的な穀物酢や米酢は、穀物を蒸したあとに最低1ヶ月、長くて4ヶ月ほど発酵させて作られる。
一方の黒酢は、穀物を蒸したあとに壺に入れて天日干しして、1年から3年ほど長い間熟成される。
この熟成期間の差が色の違いを生み出しているのだ。
◎黒酢と米酢の違い~材料編~
一般的な米酢は、きれいに精米された米を使う。
ちなみに穀物酢は、米以外に小麦や酒粕、コーンなどのさまざまな穀物が使われている。
では、黒酢はどうだろう?
黒酢の主な材料は以下のとおりだ。
・玄米
・胚芽米
・大麦
ちなみに中国にも黒酢があるが、これは香酢と呼ばれていて日本のものとはまったく違う。
中国の黒酢は主にもち米を使っている。
☆まとめ
酢は酢でも真っ黒の酢、黒酢( *・ω・)ノ
黒酢はもともと黒米を使っているから黒いわけではなく、アミノ酸が発酵する工程で化学反応して黒くなっているのだ( ・ω・)ノ
黒酢と米酢や穀物酢の違いは、熟成期間の長さが最大の違いだ(^o^)/
また、材料もきれいに精米された米と、玄米や胚芽米などの精米されていない米を使う違いもある(^3^)/
ということはポッカレモンも熟成させたら黒くなるかな?…絶対食べちゃダメだけど 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v