すぎぶろ!!

すぎの経験、体験、雑記

からし

黄色い辛い香辛料、からし。

今回はそんなからしについて書いていきたいと思う。

◎からしとは?

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からしはそもそも何からできているのだろうか?

答えは「セイヨウカラシナ」。

あまりなじみのない植物であるが、「カラシナ」の葉っぱはスーパーなどに売ってることがある。

からしに使われているのはセイヨウカラシナの種の部分で、ここに辛い成分が含まれているのだ。

からしはおでんや角煮などの煮込み料理や、とんかつなどの揚げ物、シュウマイや春巻きなどの点心や納豆など幅広い場面で使われている。

◎からしの原料、セイヨウカラシナ

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セイヨウカラシナは名前のとおり地中海からやってきた外来種だ。

日本に伝わったのは弥生時代といわれている。

からしを作るためのセイヨウカラシナは栽培されているが、セイヨウカラシナは野生のものもあり川沿いの土手などに生えていることもある。

種類としてはアブラナの仲間であり、高さは1メートルを超える。

◎からしとマスタード

からしがない、仕方ない、マスタードを使おうみたいな場面があった人もいるだろう。

しかし不思議なのは、からしとマスタードは味がまったく違う。

ところが実は両方ともセイヨウカラシナの種から作られているのだ。

では、何が違うのかというと、製法が違う。

・からし

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からしの場合、セイヨウカラシナの種をすりつぶしたものを、ぬるま湯に溶かす。

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セイヨウカラシナの種を水に入れて溶かすと、「カラシ油」という辛い成分が発生するため、からしは辛いのだ。

・マスタード

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マスタードの場合は、セイヨウカラシナの種をすりつぶしたものを、酢に溶かす。

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酢に入れると辛みを作る酵素が抑えられるため、マイルドな辛みになるのだ。

ちなみにマスタードは、そのあとさらに砂糖などで味を整えている。

では、なぜここまでからしとマスタードは違うのだろうか?

実はこの2つ、そもそも目的が違う。

からしは、薬味のように使う「香辛料」であるのに対して、マスタードは味つけに使う「ソース」だからだ。

☆まとめ

黄色い辛い香辛料、からし( ・ω・)ノ

からしは、セイヨウカラシナの種から作られていて、煮込み料理、揚げ物、点心、納豆など幅広いものにつけられている(^o^)/

からしの原料であるセイヨウカラシナは、アブラナの仲間で、からしを作るためのものは栽培されているが、川沿いの土手などに生えていることもある( ^ω^ )

また、からしとマスタードは、同じセイヨウカラシナの種から作られているが、そもそもからしは「香辛料」であり、マスタードは「ソース」であるため、作る方法を変えることで目的に合わせている(^3^)/

シュークリームの中身カスタードクリームとからしを間違えちゃった…

砂糖と塩より笑えない 笑

みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v