日本三大珍味のひとつ、カラスミ。
今回はそんなカラスミについて書いていきたいと思う。
◎カラスミとは?
カラスミは魚の卵巣を塩漬けにしたものを天日干ししたものだ。
カラスミは日本三大珍味であるが、発祥はギリシャやエジプトなどの古代文明の時代から存在する。
日本にカラスミがきたのは安土桃山時代で、大陸から長崎県に伝わった。
長崎県は「ボラ」の漁獲がさかんであるため、ボラの卵巣を使ったカラスミが日本では主流になっている。
◎カラスミの作り方
1、魚の卵巣を破らないように慎重に取り出す。
2、取り出した卵巣を形が崩れないように水洗いしてから塩を塗りつけて3日から1週間漬ける。
3、漬けたものを水洗いしてから水にさらして塩抜きをする。
この時の塩抜き加減が完成品の味に直結するため細心の注意が必要。
4、塩抜きしたものを日陰で乾かす。
形を整えながら水気が抜けるまでよく様子を見る。
5、乾いたら直射日光で天日干しにして、表面を拭きながら10日ほど干せば完成。
◎万能なカラスミ
カラスミはそのまま食べる以外にもさまざまな食べ方をされている。
今回はそんな中から少し紹介していきたい。
・パスタ
カラスミはパスタと相性がいいため、いろいろなパスタに入れることができる。
・お茶漬け
カラスミはお茶漬けや混ぜごはん、おにぎりなどごはんとも相性がいい。
・パン
イタリアなどの地中海の国では、アンチョビのようにパンと一緒に食べることも多い。
お気づきだろうか?
そう、カラスミはごはん、パン、麺のどれとも合う万能な食べ物なのである。
☆まとめ
日本三大珍味のひとつ、カラスミ(^ω^)
カラスミは、魚の卵巣を塩漬けにして干したものだ(^ω^)
日本では安土桃山時代に長崎に伝わり、長崎はボラの漁獲がさかんだったため、カラスミがボラの卵巣であるということが認知されるようになった(^ω^)
カラスミは作る行程が非常に手間がかかるため、そのぶん高価になっている( ・ω・)ノ
また、カラスミは、ごはん、パン、麺どれとでも相性がいいので、「日本三大珍味」といいながらも世界中で食べられている(^3^)/
いくらでカラスミ作ってみようかなぁ…
節子、それは卵巣やない、卵や 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v