鮭の卵でおなじみの、イクラ。
今回はそんなイクラについて書いていきたいと思う。
◎イクラとは?
イクラはもともとは筋でつながっているすじこであるが、それを粒状にばらしたものをイクラと呼ぶようになった。
イクラはロシア語で「小さい粒状のもの」という意味で、ロシアではすべての魚の卵が「イクラ」と呼ばれている。
イクラは産卵されたものは皮が硬くなるため、採取するときはメスの鮭を捕らえて腹から取り出すのが普通だ。
その後塩漬けもしくは醤油漬けにされて消費者のもとへ届くのである。
◎人工イクラ?
当たり前の話であるが鮭から採ったものは天然イクラであるが、人工イクラというものもある。
もともとは収穫量が少ないのを補うために作られているが、食感などが違うため現在ではあまり流通していない。
回転寿司のイクラは人工イクラという都市伝説のようなものもあるが、実際に人工イクラが使われていることはほとんどなく、マスのイクラなどの比較的安い天然物が使われているのだ。
ちなみに、人工イクラと天然イクラを見破る方法もあり、それは熱湯をかけることだ。
天然物は熱湯をかけると白く濁るが、人工のイクラは色が変わらないのだ。
◎人工イクラは作れる?
人工イクラは2つの薬品があれば作ることができる。
人工イクラに必要な材料は以下の通りだ。
・アルギン酸ナトリウム
・塩化カルシウム
・食紅(赤)
色づけ用、オレンジジュースを入れるとよりリアルになる。
作り方も簡単で、アルギン酸ナトリウムを水に1対100の割合になるように溶かす。
次に別の容器で塩化カルシウムを水に1対5の割合で溶かす。
次にアルギン酸ナトリウムを溶かしたほうの液にオレンジジュースと食紅を入れる(完成時その色になるのでここで調整)。
その液を塩化カルシウムを溶かした液にスポイトなどでゆっくり垂らすと粒ができて人工イクラができ上がるのだ。
☆まとめ
鮭の卵でおなじみの、イクラ(^ω^)
イクラはロシア語で「小さい粒状のもの」という意味で、すじこを粒状にばらしたもののことをそう呼ぶ( ・ω・)ノ
天然イクラに対して人工イクラというものもあるが、現在はそれほど流通しておらず、見分け方は熱湯をかけることで白く濁ると天然、変わらなければ人工であることがわかる(^o^)/
そして、人工イクラはアルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムがあれば作ることができるのだ(^3^)/
すみません、アルギン酸ナトリウムが欲しいのですが…
イクラ作るのかな~? 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v