オレンジ色の皮が入ったジャム、マーマレード。
今回はそんなマーマレードについて書いていきたいと思う。
◎マーマレードとは?
マーマレードとはオレンジや夏みかん、ゆず、グレープフルーツなどで作られた食品だ。
マーマレードという名前は、ポルトガル語でジャムのことを「マルメラーダ」と呼んでいたからである。
マーマレードは一般的にジャムと同じであるためパンに塗られて食べられることが多い。
それ以外にもケーキや紅茶に入れたり、スペアリブのタレにもマーマレードは使われるのだ。
◎なぜオレンジジャムではなくマーマレードなの?
いちごのジャムはいちごジャム、ブルーベリーのジャムはブルーベリージャムと呼ぶのに、なぜオレンジのジャムはオレンジジャムではなくマーマレードなのだろうか?
実はジャムとマーマレードは作り方は同じであるが、実は明確な違いがある。
そのジャムがマーマレードかどうかを判断する最大の基準は、「皮が入っているか入っていないか」だ。
そもそもジャムには3種類の区分があり、果肉と果汁を使ったものが「ジャム」、果肉と果汁と皮を使ったものが「マーマレード」、果汁のみを使ったものが「ゼリー」という。
ちなみにゼリーは、ゼラチンで固めたものとは別のものであるため注意が必要だ。
皮を食べるものでジャムにできるものが柑橘類くらいしかないので、柑橘類のジャムイコールマーマレードというイメージがあるのである。
そして、オレンジのジャムでも皮を入れなければそれは「マーマレード」ではなく「オレンジジャム」になるのだ。
◎マーマレードの作り方
マーマレードは柑橘類と砂糖があれば簡単に作ることができる。
材料は以下のとおりだ。
・オレンジ
柑橘類ならなんでも良いが、夏みかんやレモンやグレープフルーツよりもオレンジは甘いので、使う砂糖が少なくてすむ。
・グラニュー糖
煮込む段階のオレンジの重さ(皮を含む)の40%の量を入れる。
作り方はまず、オレンジの皮をむいて、中の白いワタを取り除いて湯引きしてワックスなどを取り除いてから水にさらす。
オレンジの果肉を筋をはがしてすべて出す。
水にさらした皮を水気を拭き取ってから3ミリくらいの細切りにする。
オレンジの果肉と切った皮を鍋に入れて、グラニュー糖を半分入れる。
しばらくすると水気が出てくるので、そしたら弱火でヘラでかき混ぜながら煮込む。
とろみが出てきたら残りのグラニュー糖を何回か分けて入れて、すべて溶けたら水っぽさがなくなるまで焦がさないように15分ほど煮詰める。
終わったら熱いうちにビンに詰めてフタをしてひっくり返す。
これによりカビを防ぐことができるのだ。
常温くらいまで冷めたら冷蔵庫で冷やして完成。
☆まとめ
オレンジ色の皮が入ったジャム、マーマレード(^ω^)
マーマレードは柑橘類でできたジャムで、パンに塗られて食べられるほかケーキや紅茶、スペアリブのタレにも使われている( ´∀`)/
マーマレードとジャムは「皮が入っているか入っていないか」という違いがあり、もしオレンジのジャムを皮を入れないで作ったらそれは「マーマレード」ではなく「オレンジジャム」だ(^o^)/
そして、マーマレードは柑橘類と砂糖があれば家でも簡単に作ることができるのだ(^3^)/
マーマレード好きだけど皮が苦手だな…皮抜きってできます?
すなわちオレンジジャム…需要あるかも 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v