カラフルな日本のお菓子、こんぺいとう。
今回はそんなこんぺいとうについて書いていきたいと思う。
◎こんぺいとうとは?
こんぺいとうは、ポルトガルの砂糖菓子「コンフェイト」がなまってその名前がついたといわれていて、戦国時代にポルトガルから伝わった。
昔は砂糖が貴重であったため高級品として扱われていて、贈答品としても定番であった。
こんぺいとうは作るのに手間はかかるが、日持ちもして糖分も摂取できるため、保存食としても優秀であるのである。
◎こんぺいとうの材料
こんぺいとうはきれいな見た目から複雑なものが使われていると思われがちだが、実は材料は非常に少ない。
こんぺいとうの材料は以下のとおりだ。
・グラニュー糖
グラニュー糖は加熱して溶かしてガムシロップのような蜜状にする。
・ザラメ
こんぺいとうの核の部分。
・着色料
着色料は天然のものが使われていて、蜜に混ぜこむことでこんぺいとうに色がつく。
なんと材料はこれだけなのである。
◎こんぺいとう作りは職人の技
こんぺいとうは作り方も単純だ。
ドラという名前の大きな釜にザラメを入れて回しながらゆっくりと蜜をかけていく。
蜜は70℃、釜は80℃の温度のため、非常に過酷な作業である。
ではこんぺいとうが売り物として店に並ぶサイズになるのに、一体どれくらいの時間がかかるのだろうか?
なんと、あのサイズにするためには2週間もかかるのだ。
1日8から10時間ほど作業してこんぺいとうの大きさは直径1ミリくらいしか増えないのである。
また、こんぺいとうのトゲのような角は狙って作れるものではなく、釜の回転と時間をかけた作業による偶然の産物なのだ。
こんぺいとうの角をもし意図的に作る方法を考えることができたなら、大革命なのである。
☆まとめ
カラフルな日本のお菓子、こんぺいとう(^ω^)
こんぺいとうはポルトガルから伝わった砂糖菓子、「コンフェイト」がなまったもので、贈答品や保存食として人気が高い( ^ω^ )
こんぺいとうはその見た目から材料は複雑なイメージがあるが、実はグラニュー糖、ザラメ、着色料だけでできてしまう(^o^)/
そして、こんぺいとう作りは作り方は単純であるが1日1ミリくらいしかサイズを大きくできないため、暑さと根気が必要な職人技なのである(^3^)/
こんぺいとうの角の作り方わかった、指でつねる!
ヤケド、ダメ、ゼッタイ 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v