最近はペットボトルや紙パックでも定番で販売されているお茶、ほうじ茶。
今回はそんなほうじ茶について書いていきたいと思う。
◎ほうじ茶とは?
ほうじ茶とは緑茶の葉っぱを焙煎して作ったお茶だ。
ほうじ茶は香ばしさがあり苦味や渋みがほとんどなく、刺激も少ないため老若男女問わず万人受けする。
ほうじ茶はペットボトルや紙パックのものは開封後早めに飲めば問題ないが、葉っぱから煎れたものは時間が経過するとすぐ腐敗してしまうため、麦茶のように常備茶として冷蔵庫に入れておくのには不向きである。
◎ほうじ茶の「ほうじ」
ほうじ茶の「ほうじ」は漢字で書くと「焙じ」と書く。
この「焙」という字は「焙煎」の焙である。
これは、ほうじ茶の葉っぱが、緑茶の葉っぱを高温で炒って作られるからだ。
ほうじ茶の葉っぱを作るときは、フライパンや磁器などで細かくゆすりながら炒って、緑の葉っぱが黒っぽくなるまで焙煎する。
ほうじ茶が緑茶の葉っぱを使っているのに茶色くなるのはこの作業があるからなのだ。
◎棒ほうじ茶って?
ほうじ茶はほうじ茶でもまれに「棒ほうじ茶」というものがある。
棒ほうじ茶は石川県で生まれたほうじ茶だ。
石川県は加賀百万石ともいい、大きい藩で文化や芸術、工芸で栄えていた。
そのため、お茶も葉っぱの部分以外は捨てていたのである。
ところが明治時代になると、時代の変化により生活格差が生まれ、煎茶も高価なものとしてなかなか手に入らないものだった。
しかし、ある時葉っぱ以外の部分を捨てるのがもったいないという意見が茶商から出て、緑茶の茎を焙煎して飲んだところおいしかったことから、茎、つまり棒で作ったほうじ茶ということで棒ほうじ茶が生まれたのだ。
現在では「加賀棒ほうじ茶」はブランドとして有名になり、茎から作ったものなのに下手な葉っぱで作った緑茶よりも高価なものとして市場に出回っているのである。
☆まとめ
最近はペットボトルや紙パックでも定番で販売されているお茶、ほうじ茶(^ω^)
ほうじ茶とは緑茶の葉っぱを焙煎して作ったお茶だ( ´∀`)/
ほうじ茶の「ほうじ」は「焙煎」という意味で、緑茶の葉っぱを高温で黒っぽくなるまで炒って作ることからその名前がついた(^o^)/
そして、ほうじ茶には棒ほうじ茶というものもあり、棒とは「茎」のことで、もともと捨てていた茎を焙煎してほうじ茶にしたらおいしかったことから生まれたのだ(^3^)/
キャベツともやしと豚肉がある、ほうじて食べようかな…
いや、炒めるで良くない? 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v