昔は使われていたけど今はほとんど使われなくなった道具、改札ばさみ。
今回はそんな改札ばさみについて書いていきたいと思う。
◎改札ばさみとは?
改札ばさみとは、名前のとおり駅の改札で使われていたはさみだ。
昔は改札のところで駅員が立っていて、切符を入場するときに切ってもらっていたのだ。
現在は改札ではほとんど使われていないが、なぜかネットショップには商品が出回っているのだ。
◎切れ込みの違い
自動改札機に切符を入れると、切符の1ヶ所に穴が開けられるだけだが、そもそも裏が黒い切符は切符そのものに磁気がありそこにデータが記録されているため穴が同じでも問題ない。
しかし昔はデータを取ることができなかったので正確な乗車がされていないこともあった。
そこで、切符に書かれているものとは違うもうひとつの証拠として、改札ばさみを駅ごとに変えて切れ込みの形に変化をさせていたのだ。
ちなみに、改札ばさみの切れ込みの種類は200種類ほどあり、それによってひとつの路線分くらいはまかなえていたのである。
◎改札ばさみはもう使わない?
現在は交通系ICカードや磁気の切符が普及しているため、ほとんどの駅に自動改札機が導入されている。
さらにICカードが使えない駅や路線においても、切符にスタンプを押したりなどが主流になっている。
そもそも改札ばさみは「硬券」という硬い券でしか使わないため、記念切符などの券売機で買えない切符を使うときにしか採用しないのだ。
そのため、改札ばさみを使うところを実際に見たい場合は「自動改札機がないローカル路線で、切符に硬券が使われているところの有人駅」に行くのが条件なのである。
☆まとめ
昔は使われていたけど今はほとんど使われなくなった道具、改札ばさみ(^ω^)
改札ばさみとは駅の改札で入場するときに切符を切るときに使う道具だ( ´∀`)/
昔は切符に磁気などがついていなかったため正確な乗車がされていないこともあったため、切符以外のもうひとつの証拠として切れ込みを駅や区間ごとに変えていた(^o^)/
そして、改札ばさみは「自動改札機がないローカル路線で、切符に硬券が使われているところの有人駅」に行くと見ることができるのだ(^3^)/
お前の父さん、改札で叱られてたぞ…
遊びで買った改札ばさみで買った切符勢いで切っちゃったんだって 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v