日本三大珍味のひとつ、このわた。
今回はそんなこのわたについて書いていきたいと思う。
◎このわたって何?
このわたはウニに比べるとあまりなじみのない食材である。
そもそもこのわたとは何かというと、「ナマコの内臓」である。
ナマコは、プランクトンの死がいを食べて生活しているが、プランクトンの死がいは海の底にあるため、砂も一緒に食べてしまう。
そのため、ナマコ本体も内臓であるこのわたも下処理にかなりの手間がかかる。
そのため、ナマコもこのわたも価格が高くなっている。
ナマコは、捕獲したらすぐにさばかずに、一旦キレイな生け簀に入れて2、3日生活させる。
それをすることで砂を食べることがなくなり、さらに排泄により消化されない砂も排出される。
そこではじめてさばく作業に入るのだ。
そのため、素人がナマコを捕まえておいしく食べるのはかなり難しいことなのである。
さらに、ナマコの内臓はそのまま食べることはできないので、2、3日塩漬けにする作業がある。
そして、塩漬けの作業が終了すると、「このわた」として市場に出回るのだ。
◎このわたの食べ方
このわたは、なじみのない食材であるため、多くの人はビン詰めなどをそのまま「塩辛」として食べるケースが多い。
しかし、このわたもまたさまざまな食べ方をされている。
今回はその中からいくつか紹介していきたい。
・日本酒に入れる
ヒレ酒のように、このわたを直接入れる。
・このわた汁
味噌汁の中にこのわたを入れる。
・酢の物、和え物
イカやエビと一緒に和えるのが人気。
・このわた蒸し
茶碗蒸しにこのわたを入れて蒸す。
・ごはんに乗っける
このわたは、そのまま食べたら「塩辛」であるため、白いごはんに乗っけて食べてもよい。
☆まとめ
日本三大珍味のひとつ、このわた(^ω^)
このわたは、ナマコの内臓のことである( ・ω・)ノ
ナマコは、プランクトンの死がいを食べて生活しているが、それと一緒に砂も食べてしまうため、砂を抜くのに2、3日、塩漬けに2、3日とかなりの手間がかかる( ・ω・)
また、このわたはそのまま食べる以外にも、日本酒に入れたり、味噌汁、酢の物、和え物、茶碗蒸し、ごはんに乗っけるなど幅広いバリエーションで食べることもできる(^3^)/
2日間生け簀生活したら内臓キレイになるかなぁ?
砂食べてないから意味ないかも 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v