2つのものが比較にならないほど違いが大きいという意味のことわざ、月とすっぽん。
今回はそんな月とすっぽんについて書いていきたいと思う。
◎月とすっぽんの意味
月とすっぽんとは、表面的には一見同じように見えるが、2つのものの違いがあまりに大きすぎるため、比較することができないという意味だ。
一般的には「月」が優れているもの、「すっぽん」が劣っているものを表す。
◎なぜ、「月」と「すっぽん」?
月とすっぽんなんて普通に考えたら比較対象にすること自体おかしいが、実はたった1つの共通点がある。
それは、月の「満月」と、すっぽんの「甲羅」がどちらも「丸い」ということだ。
つまり、昔の人が夜空に浮かぶ満月が池に映る様子と、その池にいる泥まみれのすっぽんを見て丸いもののなかで「きれいなもの」「美しいもの」「優れているもの」を「月」として、「醜いもの」「汚いもの」「劣っているもの」を「すっぽん」としたのである。
◎月とすっぽんの例文
・生徒会長を務める兄と、すさんだ生活をしている弟は月とすっぽんだ。
・スマホをはじめて買ったけど便利な機能がいっぱいあってガラケーとは月とすっぽんだ。
・同じ高校を卒業したのに彼は弁護士、僕はフリーター、月とすっぽんだ。
・写真を加工しすぎて実物と比べると月とすっぽんだ。
・スーパーの安売りの肉と高級和牛の肉は月とすっぽんの差がある。
・その道20年のリーダーと未経験の新人とは月とすっぽんの差がある。
すっぽんがかわいそうになってきた(^_^;)
☆まとめ
2つのものが比較にならないほど違いが大きいという意味のことわざ、月とすっぽん(^ω^)
月とすっぽんとは、表面的には一見同じように見えるが、2つのものの違いがあまりに大きすぎるため、比較することができないという意味だ(^o^)/
月とすっぽんが比較に選ばれたのは、月の「満月」とすっぽんの「甲羅」がどちらも丸かったからである(^3^)/
そして、月とすっぽんは月が優れているもの、すっぽんが劣っているものを表しているのだ(・ε・` )
もし共通点が丸じゃなかったらどうなってたんだろう?
ピラミッドと三角コーナー…月とすっぽんだね 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v