すぎぶろ!!

すぎの経験、体験、雑記

ふがし

ふがしとは、おなじみの黒い駄菓子。

今回はそんなふがしについて書いていきたいと思う。

◎ふがしの「ふ」って?

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ふがしのがしは「菓子」のことだが、ふがしの「ふ」ってなんだろう?

ふがしの「ふ」は汁物や鍋物に使われている「麩」のことである。

一般的に市販されている麩は小麦粉に水を加えてこねたものを水で洗って、デンプンを加えて焼いたものである。

◎江戸時代のふがし

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現在のふがしは甘いお菓子のイメージがあるが、江戸時代はしょっぱいお菓子に分類されていた。

江戸時代のふがしのベースの味は醤油だ。

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甘味を出すのは砂糖ではなくあんずが使われていた。

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また、辛さを出すのにショウガも入っていた。

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つまり、江戸時代のふがしは甘いお菓子ではなく、おかきやせんべいなどに近いお菓子だったのである。

◎現在のふがし

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現在では汁物や鍋物に使われる麩よりも少し質が劣るものが使われている。

江戸時代と違い、黒いのは醤油ではなく黒糖が使われている。

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甘さには水あめが使われている。

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埼玉県の川越市では、長いふがしが人気で1メートル近いものでも400円くらいなのでおみやげにも人気がある。

☆まとめ

みんなが知ってる黒い駄菓子、ふがし(^ω^)

ふがしのふは、汁物や鍋物に入っているあの「麩」だ(^o^)/

江戸時代ではふがしは醤油味のせんべいのようなお菓子だった( ^ω^ )

現在では黒糖や水あめを使った甘いお菓子になっている(^ω^)

時代とともに味が変わっているふがし、次はイカスミが使われるかも?笑

みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v