日本ではあまり馴染みのない貝、ムール貝。
今回はそんなムール貝について書いていきたいと思う。
◎ムール貝ってどんな貝?
ムール貝は細長い黒い貝のことだ。
日本ではあまり食べられていないが、実は世界で一番多く食べられている貝はムール貝である。
日本では北海道のサロマ湖産のものがある。
ムール貝は繁殖力が強いため、汚れた海でも生きることができるが、そこにいる汚染されたプランクトンを食べたムール貝を食べると食中毒のおそれがある。
日本で食べられなくなった理由は、ムール貝で食中毒が発生したことにより、ムール貝が毒キノコと同じように「食べてはいけない貝」とされてしまったためであるといわれている。
ムール貝はスペインで一番漁獲されていて、オランダやフランスなどのヨーロッパが主な漁場である。
また、消費量もスペインが一番で、ヨーロッパ産は大半が自国で消費されている。
◎ムール貝の毒
貝の毒はフグの毒と同じくらいに危険なものである。
フグの毒についてはこちら↓
https://sugi-blog.hatenablog.com/entry/2020/04/19/142758
実際に、防波堤に張りついているムール貝を採取して持ち帰りボイルや炒め物にして食べたことにより、ふらつきやしびれなどの中毒症状が出たこともある。
注目すべきは「ボイルや炒め物」、つまり加熱していたのにもかかわらず食中毒が起きてしまったのだ。
そう、ムール貝による食中毒は加熱しているかどうかよりも、どんな環境で育って生活していたのかのほうが重要なのである。
◎ムール貝を使った料理
ムール貝を使ったおもな料理は以下のとおりだ。
・パエリア
スペイン料理の代表、パエリア。
スペインは漁獲量一位であるだけあり、ムール貝は欠かせない。
・酒蒸し
海外で食べられることが多いムール貝は、ワインを使って酒蒸しにされることも多い。
・パスタ
イタリアではムール貝を入れたパスタもよくある。
☆まとめ
日本ではあまり馴染みのない貝、ムール貝( ・ω・)ノ
ムール貝は実はどこにでもいる細長い黒い貝のことである( ^ω^ )
そしてムール貝は、世界で一番食べられている貝でもある(^o^)/
ムール貝は汚れた海で育つと、食中毒の原因になるため、防波堤などに張りついたムール貝を潮干狩りみたいな感覚で採取して持ち帰って食べてはいけない( ・`ω・´)
ムール貝を使った料理は、パエリア、酒蒸し、パスタなどがある( ・ω・)ノ
きれいな食塩水でムール貝育ててみようかなぁ…(^3^)/
繁殖力すごいから毎日ムール貝食べなきゃいけなくなりそう 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v