夏を代表する冷やし麺、そうめんとひやむぎ。
今回はそんなそうめんとひやむぎの違いについて書いていきたいと思う。
◎そうめんとは?
そうめんは小麦粉を原料とした麺である。
そうめんはおもに茹でたものを冷やしてつゆにつけて食べる方法や、温かいつゆに入れて食べる「にゅうめん」、沖縄では焼きそばのようにして食べる「ソーミンチャンプルー」などがある。
そうめんの代表的なものとしては、兵庫県のたつの市などの播磨地方で作られる手延べそうめん「揖保乃糸」や、奈良県桜井市の「三輪そうめん」、長崎の島原半島で作られる「島原そうめん」などがある。
また、そうめんは、流水を使って流したものを食べる「流しそうめん」のイベントでも使われる。
◎ひやむぎとは?
ひやむぎは小麦粉を原料とした麺である。
そうめんは大陸から伝わったものであるが、ひやむぎは、うどんを細くして冷やしたときにより冷たい状態にできるように生まれた日本が発祥のものだ。
そうめんと同じで、茹でたものを冷やしてつゆにつけて食べるものであるが、ひやむぎは基本的に冷やして食べるために生まれたものであるため基本的に他の調理法はあまりされていない。
ちなみにひやむぎは東日本でおもに食べられているため、西日本ではあまり食べる文化がない。
◎そうめんとひやむぎの違い
気づいている人もいるかもしれないが、そうめんもひやむぎもうどんもすべて小麦粉から作られている。
そして、製法も似ているし機械で作るもの、手作業で作るものもそれぞれあり、生も乾麺もある。
では、何が違うのかというと、実は太さが違うだけなのである。
作業の機械化が進んで精巧に麺の太さが調整できる今では、日本農林規格の基準で以下のように決まっている。
・そうめん
乾麺の状態で直径1.3ミリ未満
・ひやむぎ
乾麺の状態で直径1.3ミリ以上1.7ミリ未満
・うどん
乾麺の状態で直径1.7ミリ以上
☆まとめ
夏を代表する冷やし麺、そうめんとひやむぎ( ・ω・)ノ
そうめんは小麦粉からできていて、冷やして食べる以外にも温かいつゆに入れるにゅうめんや焼きそばのようにして食べるソーミンチャンプルーなど幅広い食べ方をされている(^-^)/
そしてそうめんは大陸から伝わったものであるが、ひやむぎはうどんを細くしてより冷やしやすくするために生まれた冷やして食べる専用の麺である(^ω^)
また、そうめん、ひやむぎ、うどんはほぼ同じ原料、製法であり明確な違いとしては「太さ」しかないのである(^3^)/
流しそうめんは飽きたからたまにはハンバーガーでも流してみようかなぁ…
食べたくない 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v