弁当の緑の仕切り、バラン。
今回はそんなバランについて書いていきたいと思う。
◎バランはなぜ生まれたの?
バランは弁当の仕切りである。
弁当はいろいろなおかずが一緒に入っているため、となりに違う味のおかずがあると味が移ってしまう。
そのため、仕切りが必要だったため昔は本物の葉っぱが使われていた。
その時に使われていたのが「葉蘭(はらん)」である。
そう、「バラン」の語源はこの「葉蘭」だ。
もともと使われていた葉蘭は、植物であるため、葉っぱのにおいがついたりとか手に入らないなどさまざまな問題があった。
そのため、プラスチックのフィルムに切り替えられた。
しかしもともと葉っぱだったものがフィルムになると弁当が殺風景になる。
そのため、今の緑のギザギザのデザインになったのだ。
◎バランの役割
そんなバランであるが、今でも多くの弁当や寿司などで使われている。
バランの一番大きな役割は、おかずの味が移るのを防ぐことである。
食べたら同じなんだから仕切りなんていらないという人もいるだろうが、昔からの慣習であるため、バランがなくなったことにより味が移ってしまうと、それはそれで問題になることもある。
そして、もうひとつの役割は彩りだ。
特に寿司なんかでいえることだが、寿司で緑のものといったら河童巻きか軍艦巻きの飾りのきゅうりぐらいしかないので、決して安いものではない寿司においては、見た目を豪華にするためにも重要な役割がある。
また、バランは1000枚で数百円くらいであり安いためコストパフォーマンスも高く、弁当の工場のラインには弁当にバランを入れる人がいるくらいだ。
ちなみにバランは、食べ物に一緒に入れられるようなものであるため、資源ごみとしてリサイクルすることもできるのだ。
☆まとめ
弁当の緑の仕切り、バラン( ^ω^ )
弁当は昔、「葉蘭」という植物の葉っぱで仕切られていたが、葉っぱのにおいがついたり手に入らないことがあったりしたことから、緑でギザギザのプラスチックのバランが生まれた( ・ω・)ノ
そして、その「葉蘭」が、「バラン」の語源になっている(^o^)/
バランの役割は、おかずの味が移るのを防ぐことと、いろどりを良くすることである(^o^)/
また、バランは安く、リサイクルもできるため今後も弁当や寿司などに入れ続けられると考えられている(^3^)/
野菜サラダにバランを切って入れたら気づくかドッキリ~…
気づくよね 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v