貝の形をした代表的な焼き菓子、マドレーヌ。
今回はそんなマドレーヌについて書いていきたいと思う。
◎マドレーヌとは?
マドレーヌとは貝の形に小麦粉などを使った生地を入れて焼いたフランス生まれの焼き菓子だ。
マドレーヌという名前はいろいろな説があるが、いずれの説でも「マドレーヌ」という女性が作ったというのが由来である。
日本に伝わったのは昭和初期であるが、広まったのはしばらく経ってからであるが、現在ではほとんどの洋菓子店にあるほど普及しているのだ。
◎マドレーヌはなぜ貝の形?
マドレーヌの形の貝は、ホタテである。
ホタテは、キリストの12使徒の1人である「ヤコブ」の象徴であり、巡礼者が記念にホタテを持ち帰ったり、ヤコブの遺体を運んだ舟にホタテがついていたり、ヤコブが布教中に杖にぶら下げていたなどのさまざまな話が理由でそうなったのだ。
そして、そのホタテがマドレーヌができたときの型として使われたため、今でもその名残としてホタテの貝殻の形をしているのである。
◎マドレーヌを作るときの比率
マドレーヌは材料を混ぜて冷やしてから型に入れて焼く単純な焼き菓子であるが、最大の特徴は4つの材料の比率だ。
その材料とは以下の通りだ。
・卵
・砂糖
・ハチミツ
・薄力粉
・バター
あれ、5個あるぞ、と思うかもしれないが、砂糖とハチミツはワンセットである。
そして、比率の最大のポイントは卵の重さと砂糖とハチミツ(砂糖7ハチミツ3)、薄力粉、バターをすべて同じ重さにすることである。
卵1個で小さいマドレーヌがだいたい15個くらい作れるので、数や大きさを変えたければその分すべての分量を倍にしていけばよいのだ。
☆まとめ
貝の形をした代表的な焼き菓子、マドレーヌ(^ω^)
マドレーヌとは貝の形をしたフランス生まれの焼き菓子で、マドレーヌという名前は「マドレーヌ」という女性の名前が由来だ( ´∀`)/
マドレーヌの形の貝は「ホタテ」であり、ヤコブの象徴であるホタテの貝殻が、マドレーヌが作られたときに型として使われたためその名残として今でもホタテの形になっている(^o^)/
そして、マドレーヌを作る材料の比率は、卵の重さと砂糖とハチミツ、薄力粉、バターをすべて同じ重さにするのだ(^3^)/
もしヤコブの象徴がホタテではなくサザエだったらどうなったんだろ?
取り出しにくくてあきらめちゃったかもね 笑
みんなの夢が叶いますように、杉でした(^^)v